おつかれさまです。ひろきび(@hirokibi03)です。
今まさにWeb2.0時代からWeb3.0時代へ変わるタイミングだといえますね。
とはいえWeb3.0ってそもそも何?と疑問に思う人も多いはずです。
この記事ではWeb3.0について分かりやすく解説してますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
本記事の内容
- Web3.0とはなにか?
- なぜ今Web3.0が注目されてるのか?
- 近年登場してきたWeb3.0のシステム
- Web3.0の注意点
この記事を書いてるボクは2022年5月からWeb3に参入してますので、わりと信憑性があるかと。
それではいきましょう!
Web3.0とはなにか?

Web3.0とは、ひとことで言うと「分散型インターネット」と言われる次世代のインターネットを指します。
次世代といっても、その次世代のインターネット自体が分からないですよね?
いままでのインターネットはGAFAM(ガーファム)と言われる大きな企業が個人企業や利益を独占していたんですね。
GAFAMとは?
- Amazon
- Apple
- Microsoft
これらの頭文字をとってGAFAMと呼ばれてます。
かんたんに言うとGAFAMがWeb2の時代ということです。
そして、これからの時代はブロックチェーンという技術を使用し、情報を分散管理することでGAFAMによる独占をなくそうとしている取り組みが、Web3.0なんですね。
具体的にいうと、いままではボクらが何かを『買う』、もしくは『使う』といった行動をするときに必ずといっていいほどGAFAMを利用しますよね。
そのさいにGAFAMへお金がチャリンと入るわけですが、この仕組みがGAFAM(企業)の独占といわれている由縁です。
とはいっても、なかなかWeb2から抜け出せないのが現状になりますが……
ただWeb3への取り組みも日々進化してますので、いまのうちにブロックチェーン技術を使った取り組み(NFT)に触れておくと良いかもしれません。
ブロックチェーンとは?を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
Web3.0時代という言語の由来
Web3.0という言葉の由来は、「Web1.0」「Web2.0」の次に来るインターネットの時代という意味があるんですね。
難しい漢字が読めるかたはWikipediaを見てみましょうw
これからが「Web3.0の時代」ということは、Web1.0の時代、Web2.0の時代があったということです。
Web1.0、Web2.0について、それぞれ説明していきますね。
Web1.0時代とは?
Web1.0の時代というのは、インターネットが新しい文化として始まろうとしていた時代です。
年代でいうと1990年あたりですね!
当時はネット回線のスピードが遅くて今とちがい、動画や画像などのコンテンツはほとんどありませんでしたね。
ほとんどがテキスト(文章)だったことを憶えてますw
さらにはコミュニケーションというよりも、「情報を得るためだけのインターネット」といった具合です。
当時ははホームページを作成できるひとが少なかったので、コミュニケーションが一方通行だったのです。
「Google」「Yahoo!」がおもな発信元でしたね。
Web2.0時代とは?
Web2.0時代というのは、現在使用しているインターネットサービスがWeb2.0にあたります。
YouTube、Twitter、FacebookなどがWeb2.0に分類されます。
さきほど解説したGAFAMも同じくWeb2になりますね。
年代でいうと2000年を過ぎたあたりからですね。
このころからインターネットの通信速度が速くなり、ユーザー同士のコミュニケーションが簡単にできるようになりました。
個人で発信が容易になった反面、情報が漏れてしまったり、プライバシーが侵害されたりと社会的な問題も多くなったのがWeb2.0時代の特徴ですね。
Web3.0でなにが変わる?
Web3.0時代になると変わることは以下の3つ。
①仲介企業を通さないで自由に通信できる
②セキュリティの向上
③サービス範囲が全世界に広がる
それぞれ解説していきますね。
①仲介企業を通さないで自由に通信できる
Web3.0時代は、サーバーを通さずに通信できます。
ブロックチェーン技術によって、P2P(ピア・ツー・ピア)という通信方式を採用することで企業によるデータ管理がなくなります。
つまり、企業とユーザーが直接、そして自由に通信できるということです。
P2Pとは、ネットワークにつながれたコンピューター同士が、サーバーを通さずに通信する方式をいいます。
Peer to Peer(ピア・ツー・ピア)とも呼ばれますよ。
②セキュリティの向上
Web3.0の特徴でもあるブロックチェーン技術による分散型ネットワークというのは、情報を暗号化するので、セキュリティが向上します。
Web3.0のサービスを使用する場合、個人情報を聞かれることがないため、個人情報の流出や悪用されることがないのです。
個人情報流出のリスクがないのは、Web3.0だからできることです。
③サービス範囲が全世界に広がる
Web3.0のサービスにはDApps(ダップス)という分散型アプリケーションがあります。
DApps(ダップス)を詳しく知りたいかたはこちらの記事を見てみてください。
このDAppsは全世界の誰でもアクセス・利用ができるんですね。
匿名で利用が可能なので、国や企業が規制できません。
DAppsのなかで代表的なアプリは「OpenSea」ですね。
OpenSeaはNFTの購入・出品・二次流通ができるプラットフォームです。
OpenSeaをつかうと、世界中のNFTを買ったり、自分の作品を出品できますよ!
OpenSeaの登録方法は≫≫OpenSeaアカウント登録のやり方を解説【無料でできる】の記事で解説してますので、参考にしてみてくださいね。
なぜ今Web3.0が注目されてるのか?

Web3.0の時代に起きる変化を説明してきましたが、ここではなぜWeb3.0が注目されてるのかを解説します。
注目される理由3つ
①プライバシー問題の向上
②ブロックチェーン技術の発達
③世界で仮想通貨が使われ始めている
それぞれ解説していきますね。
①プライバシー問題の向上
現在のWeb2.0では、アカウント登録が必要ですよね?
名前、メールアドレス、住所などの個人情報を入力しないとサービスを利用できません。
これらの情報が漏えいしたり、不正な個人情報収集する企業が増えたりすると、ボクたちユーザーはアカウント登録に少なからず違和感を感じるはずです。
しかしWeb3.0では、売買するのにアカウント登録が不要なんですね。
仮想通貨ウォレット(財布のイメージでOK)にだけ登録しておけば、いろいろなサービスを利用できます。
ウォレットアドレス(口座番号のイメージでOK)だけで利用できるので、個人情報が漏れるリスクがなくなるのです。
ウォレットが気になる方は≫≫MetaMask(ウォレット)のアカウント登録方法の記事を参考にしてみると良いかもです。
②ブロックチェーン技術の発達
Web3.0時代にブロックチェーン技術はなくてはならない存在です。
ブロックチェーン技術を使用することで、データの改ざんができない分散型システムが可能になりました。
ブロックチェーンとは?を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
主に仮想通貨やNFTを支えている技術なんですね。
③世界で仮想通貨が使われ始めている
Web3.0が注目されている要因として、やはり仮想通貨(暗号資産)の普及が大きく関わってきます。
なぜならWeb3.0での売買はすべて仮想通貨で行われているからです。
まだまだ一般的に普及してきたとはいえませんが、年々仮想通貨の取引する人の割合は増加傾向にあります。
口座開設方法についてはこちらの記事にて分かりやすく解説してますので、参考にしてみてくださいね。
近年登場のWeb3.0システム5つ

ここでは近年になって開発されてきたWeb3.0のシステム5つをご紹介します。
①NFT(非代替性トークン)
NFT(ノン・ファンジブル・トークン)は、コピーが可能なデジタル資産に対してコピーが不可能で資産価値が与えられる仕組みのことをいいます。
≫≫NFTとは?将来性はあるのか?の記事を参考にすると分かりやすいかと。
ちなみに≫≫NFTデジタルアートの買い方を解説の記事も合わせてご紹介しておきますね。
②DeFi(分散型金融)
現在の金融サービスは、銀行が管理する中央集権型の金融システムです。
DeFi(Decentralized Finance)は分散型台帳でもあるブロックチェーン技術を使用しているので、低コストで金融サービスを利用可能なのです。
金融機関を通さずに個人間で海外送金もできます。
DeFiについてはこちらの記事が分かりやすくて参考になります。
③ゲーム(Play to Earn)
Web3.0のゲームは、所有しているデジタル資産やNFTを使えるのが特徴。
さらには、ゲーム内で貢献すると新しいNFTが付与されたりとPlay to earnという仕組みが導入されてるんですね。
お金を稼ぎながらゲームする時代になりつつあります!
ちなみにNFTゲームも仮想通貨が必要になりますので、先ほどの記事を参考にしてみてくださいね。
④DAO(分散型自律組織)
DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは、参加者どうしで上下関係なく平等に関われる組織(分散型自律組織)のことをいいます。
これまでの組織はというと、株主や取締役会で経営方針が決定される「中央集権型」でした。
DAOという組織では、その組織で貢献活動をするとNFTの報酬を受けれたり、初回購入権をもらえたりと、いろいろな報酬を得られます。
Web3.0は仕事にも大きく影響を与えてくれます!
はじめてのDAOへ入ってみたい方におすすめするのが『Ninja DAO』です。
Discordというアプリから誰でも参加できますので、気になる方は『Ninja DAO』へどうぞ。
ちなみにボクの初DAOも『Ninja DAO』からのスタートでした。
メンバーの皆さんがとても優しく、親切、丁寧に案内してくれるので安心ですよ!
⑤Webブラウザ(Brave)
Brave(ブレイブ)は次世代のブラウザとして人気があり、広告ブロック機能やプライバシー保護機能があるのが特徴です。
さらには他のブラウザと比較してブラウザの速度も速く注目を集めてます。
Google Chromeの拡張機能もそのまま使用できますよ!
Braveのページはこちらからどうぞ。
Braveの使い方、設定方法はこちらの記事を参考にすると分かりやすいですよ。
Web3.0の注意点2つ

Web3.0時代はメリットばかりではなく、注意点もあります。
①トラブルは自己責任で処理する
1つ目は、Web3.0でのトラブルは個人で対処しなければならない、ということ。
これまでのWeb2.0は問題が起きると、サイトに問い合わせて解決できますが、Web3.0は自分で問題解決する必要があります。
これは、Web2.0(中央集権型)が登録情報を管理しているのに対して、Web3.0(自律分散型)はデータを個人が管理するようになるからなんですね。
『DYOR』(Do Your Own Research)とも言われますね。
※「自分で調べましょう!」という意味です。
少しずつWeb3.0に慣れていこう!
②一般社会の普及に時間がかかる
Web3.0が一般社会に浸透するまでには時間がまだまだ掛かりそうです。
2022年の時点でもWeb3.0に必要な法的整備が整ってないのが現状だからです。
また、仮想通貨やNFTの税金についても明確な基準がありません。
とはいえWeb3.0時代は間違いなく訪れますし、いまが時代の変わり目にあたります。
少しずつでもいいので、知識を身につけていきましょう!
まとめ
ここまでをおさらいします。
本記事の内容
- Web3.0とはなにか?
- なぜ今Web3.0が注目されてるのか?
- 近年登場してきたWeb3.0のシステム
- Web3.0の注意点
Web3.0は例えるなら、ガラケーからスマートフォンに変わるタイミングと同じくらいの変化です。
いち早くWeb3.0の流れに乗れるよう、少しずつ知識を身につけていきましょう!
今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます!