おつかれさまです。ひろきび(@hirokibi03)です。
仮想通貨と聞いてあなたはどのように感じますか?
「仮想通貨は超危険だ!」
「仮想通貨は怪しいから信用できない!」
「安心して資産運用できないよね?」
といったイメージかと。
たしかに仮想通貨はめちゃくちゃ胡散臭いですよね。
というのも、ニュースを見てると「暴落」や「爆益」といった、まるでお金が暴走して爆発するみたいなニュアンスが散弾銃のように飛び交ってるから。
それにギャンブルっぽいイメージもありますし、なにが「仮想」なのかも良くわからない。といった感じではないでしょうか。
もはや「この壺を買えば、あなたも大金持ちになれるよ。」って言われてるのと一緒ですよね。
実はボクも仮想通貨に対しては、あなたと同じ懐疑的な思考でした。
だって、家庭を持っているのにリスクを負ってまでギャンブルする理由もないし、絶対に「損」したくないから。
「大暴落」って聞いたらなおさらですよね……
……と、ここまでは表面的な体験談ですが、本当の仮想通貨は「暴落」「爆益」といった戦争めいたイメージではなく、もっと「平和」で将来性のある通貨なのです。
真面目な考えのあなただからこそ、仮想通貨に対して懐疑的な気持ちになるのは分かります。
それに、あまりにも評判が悪すぎて誰も本当のことを語らないのも事実。
断言します。仮想通貨の事実を知らないと将来、「いまだにガラケーを使っている絶滅危惧種」と同じレールを歩むことになるでしょう。
そこで今回は、あなたの知らない本当の仮想通貨を赤裸々に話していきます。
真実が分かれば、あなたの仮想通貨に対する疑いもなくなり世界が変わります。
前置きはこれくらいにして、さっそく詳細を見ていきましょう!
仮想通貨の誕生

仮想通貨の代表格でもあるビットコインが誕生したのは2009年。
「えっ、そんなに前からあったの?」と思うかもしれませんね。
2009年の出来事といえば、「酒井法子が覚せい剤取締法違反の罪で起訴」「草剪剛 泥酔して公園で全裸」といった芸能人の不祥事が話題になった年代です。
懐かしさはさておき、
ビットコインは2009年に、正体が明かされていないサトシ・ナカモトという人物の論文をもとに誕生しました。
実際にサトシ・ナカモトが書いた論文(英語)を日本語に訳したものが公開されてますので、以下で紹介しておきますね。
あ、ちなみにボクは1ページ目で離脱しましたw
資金決済法の改正により、2019年5月31日から「仮想通貨」という呼び名から「暗号資産」へ呼び名が変更になりました。しかし、今でも「仮想通貨」という呼び名が一般的になっているので、この記事でもあえて「仮想通貨」で解説していきます。
ビットコインが誕生した背景

サトシ・ナカモトがビットコインの構築を目指したのは、いまの国や政府、そして銀行のシステムに不満をもったことが背景にあります。
「自分の資産を自分で管理できるようなお金のあり方はないのだろうか?」
サトシ・ナカモトはそう思ったのです。
あなたはこの考えを理解できるでしょうか?
まだ仮想通貨に触れていないなら、理解することは不可能だと思います。
なので、むずかしい専門用語を使わず、分かりやすく解読すると……
従来の金融システムは、日本銀行がお金を発行して、その他の銀行などが管理する。といった形になっていますよね。
しかしながら、それだと銀行口座をもっている人しか送金できず、さらには管理手数料が引かれたりと、なにかと不自由さがあるのです。
そこでサトシ・ナカモトは「銀行などの中央機関が関わる必要のない、新しいお金のあり方」を目指したのです。
以下の図を見てみましょう。

ご覧のとおり、現在の金融システムは政府・銀行・会社といった特定の機関を介さないと他の人とのお金のやり取りができないのです。
ひろきびさん!ちょっと待ってください!
「PayPayを使えば、知り合いにお金を送金できるじゃないですか!いまの時点で十分、個人でのやり取りができてますよ!」
……と思うかもしれません。
しかしながら、PayPayも企業ですのでPayPay株式会社を介しているのです。
さらには国内でしか使えないといった縛りもあります。
……でもたしかに、便利にはなりましたよねw
つぎに、画像右側の「未来の金融システム」はどうでしょう?
どこの機関も介さずに、お金のやり取りができるというのが分かるのではないでしょうか。
サトシ・ナカモトが訴える、新しいお金のあり方は完全に「個人主体」なのです。
ここまで、「おぉ!特定の機関を介さないでお金のやり取りができる時代がくるんですね!」ということが分かりました。
では、なぜ「個人主体」の仮想通貨が怪しまれるのでしょう?
なぜ仮想通貨が怪しまれるのか?

個人のあいだで自由に価値のやり取りができるのに、なぜ仮想通貨が怪しまれるのか?
理由は大きく分けて3つあります。
①知る機会がそもそもない
②値動きが激しい
③ハッキングされる危険性
それぞれ詳細を見ていきましょう。
『①知る機会がそもそもない』
仮想通貨が怪しいとは聞くけど「なんで怪しいのだろう?」って深堀して考えたことはあるでしょうか?
多くのひとは、こう言います。
「SNSでみんなが言ってるから、間違いないでしょ…」
本当にそうでしょうか?
多くのひとは、周りが怪しいと言ってるから怪しいと決めつけて、「なぜ怪しいのか?」を理解していないのだとボクは思うのです。
理解していないというよりは、「理解する機会がない」が正しいかと。
先ほども解説しましたが、重要なのは「銀行などの中央機関が関わる必要のない、新しいお金のあり方」を目指してサトシ・ナカモトは仮想通貨を誕生させたということ。
そして、投資目的ではなく通貨の使われ方が重要だということ。
難しいことは言いません。ここだけ良いので、しっかりと理解しておきましょう!
『②値動きが激しい』

仮想通貨の価格はまるで心電図の波形のように、常に上下の動きが激しいですよね。
ときには「スコーン!」って下がったり、ときには「ギュイーン!」って上がったりと。
そんな超ご多忙でもある仮想通貨ですが、なぜここまで値動きが激しいのか?
例えるなら、
身近なところで「ガソリン」をイメージすると分かりやすいかもしれません。
ガソリンは原油の供給量が多いと価格が下がり、反対に供給量が足りないと価格が高騰しますよね。
ではなぜ、原油の供給量によって価格が変わるのか?
そうです、地球上の原油量には限りがあるから。
仮想通貨が価値変動する考え方はガソリンと同じで、需要と供給の関係で価値が決まります。
つまり仮想通貨も、発行している通貨の枚数が決まっていて「希少性(限り)」があるので、値動きが激しいということ。※ビットコインは2100万枚が上限枚数
ただし「ガソリン」と「仮想通貨」を比較して違うところは、仮想通貨は需要がまだまだ少ないというところ。
勘の鋭いあなたならお気づきでしょう。
仮想通貨の需要がまだまだ少ないということは……
はい、仮想通貨の価格はのびしろしかありません。
ビットコインが誕生してから現在までの価格チャートを見てみましょう。

世界中でビットコインを欲しがっている人は増加傾向にあります。
というのも、世界ではビットコインで決済できる機能も実際に使われ始めてますし、価格上昇を見据えてビットコインに投資するひとも増えてきているからです。
ビットコインの供給量が限られているなら、なおさら価格も上がりやすくなるでしょう。
『③ハッキングされる危険性』

「ビットコインって、ハッキングされて不正流出したんですよね?」
こんな情報をよく見ますし、たしかに恐ろしく危険ですよね……
それに、「やっぱりビットコイン危ないじゃん!」って誤解してしまった人も多くいると思います。
でも、実際にハッキング被害に遭ったのは、ビットコインを所持しているユーザーではなく「暗号資産取引所」なんですよね。
どういうことかというと、
まず、暗号資産取引所で購入したビットコインが盗まれてしまうことは仕組み上、ありえません。
ビットコインを保管している取引所のシステム(銀行でいう金庫)がハッキング被害に遭い、中に保管されていたビットコインが盗まれてしまった、というわけです。
とはいっても、ハッキング被害は過去のこと。
いまではハッキングされた経験を活かして、より強力なセキュリティ対策がされてますし、日本の法律では取引所の資産管理に対して、より厳しい義務が課せられています。
さらには、万が一暗号資産取引所の落ち度でハッキング被害にあったときは、顧客に返済する義務がありますのでご安心ください。
知らないと損する仮想通貨の魅力

ここでは仮想通貨の魅力3つをご紹介します。
①世界中のひとが注目している
②海外ではビットコイン決済が当たり前
③NFTの誕生
それぞれ詳細を見ていきましょう。
①世界中のひとが注目している
なぜ仮想通貨が世界中から注目されているのか?
ぶっちゃけ日本では、まだまだ「儲かる」といったイメージで価格が変動するたびに一喜一憂してる人も少なくありません。
ですが世界から見るとどちらかといえば、価値よりも技術面に注目しているのです。
なんの技術かというと「ブロックチェーン技術」。
≫≫ブロックチェーンのメリットとデメリットについて分かりやすく解説
ブロックチェーン技術を使った新しいサービスが提供され、世界の社会が生まれ変わることを期待しています。
仮想通貨もブロックチェーン技術で作られている通貨ですので、なおさら世界中が仮想通貨に注目しているんですね。
ちなみにですが、海外では仮想通貨を法定通貨として使っている国もあることをご存じでしょうか?
その国の名前は「エルサルバドル」。

人口が少ないとはいえ、画像を見てもらえると分かりますが、本当に法定通貨がドルとビットコインなのです。
これは世界ではじめてのことでもあり、ビッグニュースでした。
さらには、ユニセフ(国連児童基金)ではユニセフ仮想通貨ファンドを設立して仮想通貨による寄付を受け入れたりと、公的機関でも仮想通貨が使われています。
といった感じで、仮想通貨は国や公的機関でもお金(通貨)として認知されはじめているんですね。
②海外ではビットコイン決済が当たり前
アメリカではオンライン決済サービスの大手「PayPal(ペイパル)」ではビットコインの決済ができるようになってます。
ちなみに、日本でもビットコイン決済できるショップがあるのを知ってますか?
あの家電量販店のビックカメラやコジマ電気でビットコイン決済ができるのです。
※一部の店舗のみや、通信販売のみがあります
ビットコイン決済ができるすべての店舗は、以下のサイトで確認できますので見てみましょう。
ここで疑問に思いませんか?
「ビットコインで支払えるとなにが便利なの?」……と。
たしかに日本では怪しさが先行しているのに、なぜ海外ではそこまで仮想通貨が使われているのでしょう。
この答えは意外にシンプルです。
ビットコインで決済できると、外貨に替える必要がないから。
例えば、海外旅行に行くと円をドルなどの外貨に替えますよね?
ビットコインなら世界共通の通貨なので、外貨に替える必要がありません。
さらには為替手数料もかからないし、為替相場も気にする必要がないからビットコイン決済が超絶便利。といった感じです。
ビットコインはボーダーレスなのです。
③NFTの誕生
さきほど仮想通貨はブロックチェーン技術で作られていると言いましたが、同じ技術を使って作られたものがNFT。
身近なところで言うと、アート、音楽、ゲームなどにNFTが使われてます。
NFTは仮想通貨と同じように国境を越えて、世界中の誰とでも仮想通貨で取引ができるんです。
NFTもボーダーレス。
もちろんNFTは取引だけではありません。
不動産の所有権、卒業証明書、アーティストのコンサートチケットにも使われていて、ボクたち社会のなかにも取り入れられて、どんどんNFTの使い道が広がっているのです。
これから仮想通貨は必須

仮想通貨は、これからのWeb3.0の時代に必要不可欠な通貨です。
いままではWeb2.0というインターネットが中心の時代でした。
だからといってインターネットが無くなるという訳ではなく、インターネットがブロックチェーン技術によってさらに進化していく、といった時代にシフトチェンジしていくイメージ。
ブロックチェーンがWeb3.0時代を牽引していくのは間違いありません。
決して大げさではないですが、
ブロックチェーン技術は、インターネットが誕生したときと同じくらいのインパクトがあり、革新的なものであるといえます。
今回は以上になります。