会社の休憩中に投資の話で盛り上がる中、「仮想通貨」というフレーズが出てきたと思ったら、
「あー、怪しいあれね。」
「なにやら億を稼いだ人もいるみたいだね。」
「ただのギャンブルでしょ。」
99%の会社員はこう言います。
そもそも「仮想通貨」というものを知らないから「仮想通貨=想像上の通貨」と決めつけてるのに過ぎないのです。
実はボクもそうでした。
実体のない仮の通貨ってなによ?スマホ決済とかのバーコード決済となにが違うの?といった具合。
しかし、この記事を読んでるあなたは真剣に「仮想通貨」を学ぼうとしてる1%の会社員なのです。
お疲れ様です。ひろきび(@hirokibi03)です。
この記事を書いてるボクは、毎月1,000円(余剰資金)をコツコツ仮想通貨投資してるあなたと同じ40代会社員です。
ここでは、仮想通貨という得体のしれない通貨とは何なのか、そして捌き方をあぶりだしていきます。
本記事の内容
- そもそも仮想通貨(暗号資産)とは?
- 暗号資産と仮想通貨の違いは何か?
- 仮想通貨の種類
- 仮想通貨の仕組み・特徴3つ
- 仮想通貨の使い道4つ
- 素朴な疑問Q&A3つ
そもそも仮想通貨ってどんな仕組み?
ボクは仮想通貨についての参考書やニュースをよく読みます。
その内容の中でも、特に知っておくべき点をシェアしますね。
仮想通貨とは、電子データのみで取引される実体(紙幣など)のない通貨。
法定通貨のように特定の国家が発行してない通貨で、主にインターネットやアプリ上での取引に使われる通貨なんですね。
「デジタル通貨」なんて言い方もされてますね。

法定通貨じゃないってことは全世界共通の通貨ってことだね!
具体的な仮想通貨の定義は以下の3つ。
- 不特定多数に対して支払でき、法定通貨と相互交換できる
- 電子的に記録されて移転できる
- 法定通貨ないし法定通貨建て資産(プリぺードカードなど)ではない
といったものです。
よくわからないと思うので以下で解説しますね。
「不特定多数に対して支払でき、法定通貨と相互交換できる」
不特定多数というのは、仮想通貨のウォレット(財布のイメージ)を所持している人であれば誰とでも通貨を送ったり貰ったりできるということ。
もちろん日本だけでなく、世界中の誰とでも通貨の取引ができるのです。
法定通貨と相互交換できるというのは、仮想通貨を日本円にも交換できるということです。
仮想通貨はもともと日本円で購入できるので、もちろん仮想通貨を日本円にも交換できます。
「電子的に記録されて移転できる」
仮想通貨はネット上に取引内容が記録されます。
例えば銀行で誰かに送金するときに、窓口やATMで通帳に送金者が記載されますよね?
仮想通貨ではインターネット上に署名・記載されるのです。
次に移転(取引)できるとありますが、現在ではPayPayなどでも個人間の送金はできてしまいます。
とはいえ仮想通貨との決定的な違いがあるのです。
PayPayは、PayPay株式会社を介してお金の取引されるのに対して、
仮想通貨はどこの会社も介さずに直接個人間で取引ができる。
といった具合です。
なんなら全世界の人たちと取引ができるのです。
「法定通貨ないし法定通貨建て資産(プリぺードカードなど)ではない」
これは法定通貨(日本円)でもなく電子マネーでもないということです。
仮想通貨は通貨としての実体がないので、よく電子マネーと間違われますが、仮想通貨は法定通貨でないところが電子マネーとの大きな違いなのです。
【電子マネー】 | 【仮想通貨】 |
・通貨ではない | ・通貨 |
・価格が変動しない | ・価格が変動する |
・送金できない | ・送金できる |
・日本だけで使える | ・世界中で使える |
・特定の企業が発行 | ・中心的発行体はない |

日本円などの法定通貨を電子化したものが電子マネーで、仮想通貨はそれ自体が通貨として独立してるんですね。
暗号資産と仮想通貨の違いは何か?
暗号資産と仮想通貨の違いはありません。違いが分からなくて混乱してる方をよく見かけますが、これらの意味は同じです。
「家=住宅」「ホテル=旅館」「きれい=美しい」みたいなイメージ。
法令のうえで正しい言い方が暗号資産とはいえ、現在でも「仮想通貨」と呼ばれることが一般的になってるので、多くの人は仮想通貨と呼んでるのです。

その他の呼び名として「デジタル通貨」とも呼ばれてるから気を付けてね!
暗号資産、仮想通貨、デジタル通貨、これらは全て同じ意味なので混乱しないように注意しよう!
主な仮想通貨の種類

2023年2月時点では、世界で取り扱われている仮想通貨の種類は約18,000種類にまで達してます。今後さらに増え続けることは間違いありません。
代表的な仮想通貨の種類は、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ネム、リスクなどが挙げられます。
全ての仮想通貨を見たい人は下記のページを参考にしてみて下さい。
https://coinmarketcap.com/all/views/all/
仮想通貨は大きく分けて「ビットコイン」と「アルトコイン」の2種類に分けられます。
ビットコイン以外の仮想通貨はすべて「アルトコイン(代替コイン)」と呼ばれてるんですね。アルトコインの多くはビットコインをもとにつくられた仮想通貨なので仕組みに大きな違いはありません。
元祖仮面ライダーから、いろいろなタイプの仮面ライダーが誕生しましたよね。
そうです、ビットコインは元祖仮面ライダー的な存在なのです。

なのでほとんどの人が「仮想通貨=ビットコイン」と認識しているのは、これらが理由になってます。
ビットコインを買ってみたい方は、下記記事にて購入方法を分かりやすく解説してますので参考にしてみてください。
銀行口座の開設と同じで、無料で口座開設できますので損はしませんから安心してください。
仮想通貨の仕組み・特徴3つを紹介
ここでは仮想通貨の仕組みや特徴を紹介していきますね。
仮想通貨の仕組みや特徴
- ブロックチェーン技術という仕組み
- 中央管理者・発行元が存在しないということ
- 発行枚数上限がある
それぞれ解説していきますね。
ブロックチェーン技術という仕組み
前提として仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳技術によって記録・管理されてます。
ブロックチェーンとは仮想通貨の取引記録をネット上で管理する仕組みのこと。
もう少し具体的にいうと、仮想通貨の取引をしていくなかで、不正をする人や正常な取引をしない人がいたとしても正しい取引ができる仕組み。
なので、データ破壊や改ざんがかなり困難になる仕組みが構築されてます。これらのデータを分散保持させることがブロックチェーン技術なんですね。
記録されたブロックがチェーンでどんどん繋がれていくイメージだよ!
そう、ブロックがチェーンでどんどん繋がれていく……
ポンコツ会社員のボクは語彙力がないので、詳しくはこちらの記事を参照ください。
中央管理者・発行元が存在しないということ
仮想通貨は中央集権型とはちがい分散型なので、日本でいう日本銀行のような中央管理者や発行元が存在しないんですね。
P2Pでトランザクションを参加者全員で監視できるシステムが採用されているから。
事務所や秘書を介さずトランプ元大統領とも直接、仮想通貨の取引ができるのです。

※ボクはトランプさんと友達でもなんでもありません。
仮想通貨は世界共通の通貨なので、海外の知人にも直接・いつでも・どこでも・個人対個人で、取引ができることが最大の特徴です。
発行枚数上限がある
法定通貨(日本円)の場合は経済状況に応じて通貨の発行枚数を調整できます。
しかし、仮想通貨には中央管理者(日本銀行みたいなもの)が存在しないため発行枚数を変えることは出来ないんですね。
これにより、多くの仮想通貨では発行上限枚数を定めてます。
通貨の価値が維持されるように考えられてるんだね!
ちなみにビットコインは発行上限枚数が2,100万枚になってます。※現在では、その90%が発行・流通されてます。
だからこそ、価値が付くのです。
価値がグンッと上がる前に500円分でも買っておいて損はないでしょう。
とはいっても、ビットコインが売買されている以上、無くなることはありませんので安心してください。
仮想通貨の使い道4つ
仮想通貨というのは一体何に使われているのか?
仮想通貨の使い道4つ
- 他の仮想通貨との交換
- ショッピング
- 投資が簡単にできる
- 送金・決済が簡単にできる
それぞれ解説していきますね。
他の仮想通貨との交換
実際に保有している仮想通貨を日本円などの法定通貨と交換できます。
さらには仮想通貨同士での交換も可能なんですね。
具体的にいうと、ビットコインをイーサリアムやリップルといったアルトコインと交換できるということ。
例えば、T-PONTをPayPayポイントに交換できるのと同じイメージです。
ショッピング(何が買える?)
仮想通貨はショッピングにも使えます。ただ現在では実際に仮想通貨を使える店舗は少なく、主にNFT(非代替性トークン)の売買に使用されることが多いですね。
とはいえ、将来的にほとんどのショッピングに仮想通貨を使われる日がくるのはそう遠くはないでしょう。
住宅を仮想通貨で買った事例があるのをご存じでしょうか。
不動産取引は、契約の手続きがめちゃくちゃ大変ですよね。
ボクも経験しましたが、二度とやりたくありません。
仮想通貨をつかったNFTを活用すればめんどうな手続きが簡単になるのです。
実際にNFTを担保にした仮想通貨のローンサービスも存在します。
家を買うのにスマホで「ポチッと」の時代がくるかもしれませんね。
NFTについてはこちらの記事で解説してますのでご参考までに。
投資が簡単にできる
仮想通貨は投資の対象になります。
なぜなら価格が固定されてなく変動するからなんですね。これにより投資で利益を得ることは可能ですが、取引で損失がでる可能性もあるので売買するときは十分な注意が必要になります。
小遣いの余剰分をコツコツと積み立てていく方法がおすすめだよ!
ボクは小遣いが少ないので、楽天ウォレット×ビットフライヤーでコツコツとビットコインを稼いでます。
どういうことか?というと、
楽天ポイントをビットコインやイーサリアムと交換して資産運用できちゃうのです。


現在で28,515円がプラス。といった具合です。
もちろん、いつでも引き出して日本円として使えますが、ボクはこのまま放置します。
だって、ただで貰えるポイントだし、マイナスになることもないので、もっと増えたらラッキーだから。
楽天ウォレットはこちらからどうぞ。
さらにさらに、ビットフライヤーを経由して楽天市場で買い物するだけでもビットコインが貰えちゃうんです。
まとめると、ビットフライヤーを経由して楽天市場で買い物すると、ビットコインと楽天ポイントをダブルでゲットできるということ。
正直、これを知らないあなたは損してます。本気で。
だって、買い物してるだけで資産が貯まるのですから。
他のポイントみたいに買い物でしか使えないポイントとは訳がちがうのです。
ビットフライヤーの登録・口座開設はこちらからどうぞ。
口座開設が不安なときはこちらの記事で画像付きで分かりやすく解説してます。
送金・決済が簡単にできる
仮想通貨は他の人への送金が可能です。また前述にもありますが仮想通貨を使ったショッピングも可能。
注意点は相手も仮想通貨の口座を持ってないと送金ができないというところ。
数年後には仮想通貨が主流になる時代が必ずくるので今のうちに口座開設しておこう!
素朴なQ&A
ここでは素朴な疑問にお答えしていきます。
Q:仮想通貨の危険性を教えて欲しいです!
仮想通貨はブロックチェーンという技術で希少価値によって値段が決まるので、価値の変動が激しく将来的な予測が難しいことです。あとは、多額の利益が出てしまうと税金を納める必要があるといった注意点がありますが、そこまで警戒しなくても大丈夫です。だだし、仮想通貨が絡んだ詐欺も多く存在しているので不信感を持つことはとても重要になります。
Q:仮想通貨はほんとうに儲かるの?
買う仮想通貨の種類をしっかり選んで買うタイミングさえ見極めれば儲けることもできますし購入金額によっては大儲けもできます。価格が下がり傾向のときに買うのではなく、上がり傾向のときに買えばOKです。ただ、価値が下がったからといって悲観しないで1年程度は放置しておくとよいでしょう。儲からないひとの特徴は価値が下がったときに売ってしまい損切するケースがほとんどです。価値の変動が激しいからこそ、長い目でみることが大事になってきます。
Q:例えばビットコインを10万円分購入して、次の日に価値が15万円に上がったとしたら5万円の利益ということですか?買ってすぐに出金はできないですよね?
そういうことです。次の日とはいわず、1時間後に15万円に上がったらすぐに出金して利益にすることが可能です。
【まとめ】仮想通貨で資産運用していこう!
ここまで仮想通貨について解説してきました。
仮想通貨は多額の投資をしなくてもポイントで資産運用が可能なので、割とハードルは低いかと。
ポイント運用してみて、慣れてきたら実際に100円から投資してみて、さらに月1,000円ずつ投資してみる。
といった、余剰資金で始めて見ると楽しく投資ができますよ。
会社員のボクたちはお小遣いが限られてますからねw
もちろん、いつでも解約できるので安心してください。
それでは、今回は以上になります。